国家経済社会開発委員会(NESDB)は、2011年のGDP成長率について、年末に発生した洪水の影響で急減速で、通年の成長率がプラス0.1%とほぼゼロ成長に終わったと発表した。
同年第1四半期はプラス3.2%、第2四半期はプラス2.7%、第3四半期はプラス3.7%と世界的不況ながらも堅調な成長を遂げたが、中部で大洪水に見舞われた第4四半期はマイナス9.0%と急ブレーキがかかった。
だが今年はこの洪水の復興特需により経済は急回復するとし、今年の成長率を当初予測したプラス4.5%〜プラス5.5%からプラス5.5%~プラス6.5%に引き上げた。