タイ国内の自動車燃料の販売価格が上昇しているものの、南部の国境沿いでは密輸された石油が様々な場所で販売されており、それほど市民に影響していない模様と地元紙が皮肉交じりに報じている。
タイ地元紙によると、マレーシアとの国境近くの南部ナラーティワート県では、街中にある多くの雑貨屋で密輸された石油が普通に売られているとし、販売価格もガソリンスタンドより1リットル当たり10バーツほど(約30%程度)安いという。
タイはマレーシアに比べ、自動車燃料の販売価格が大幅に高いことから、タイ南部の国境沿いでは石油の密輸が多発している。