オラーン副首相は26日、現在の世界的危機の影響により経済停滞を防ぐため、約1兆2000億バーツを投資し景気刺激政策を行うことを明らかにした。 このうち約4500億バーツを中小企業向け融資を活性化させるため金融機関に貸出、約1100億バーツを現在低迷する対株式市場に投入するという。 現在米発金融危機が欧州にも影響を及ぼし始め、輸出産業を中心として成長しているタイにとって、景気減速をしかねない状況となってきている。