河川氾濫により県内ほぼ全域が水没した中部アユタヤ県だが、依然水位が下がる気配がないう上、避難所まで水が流れ込み逃げ場を失う市民が出ている。 タイ地元紙によると、現在県内80%ほどが河川氾濫の影響で水没、ムアンプラナコーンシーアユッタヤー郡にある競技場が一時住民の避難所とされたが、水が流れ込んだため避難所としての機能を失った。 同県には日系が多く入居する工業団地があり、臨時休業に追い込まれている企業も出ている。また世界遺産として登録されている寺院の多くが水没し、深刻な状況が続いている。