国家災害警報センター(NDWC)が、チャオプラヤー川沿いの住民に対し、河川氾濫に注意するよう警告している。
NDWCは、チャオプラヤー川が流れるナコーンサワン県、ウタイターニー県、アユタヤ県、シンブリー県、チャイナート県、アーントーン県、パトゥムターニー県、ノンタブリー県、サムットプラーカーン県、バンコク都の河川沿いの住民は、14-17日にかけて水害に備える必要があるとし、いつでも避難できるよう準備をして欲しいとしている。
通常北部や東北部で降った雨水は、途中のプーミポン・ダムやシリキット・ダムといった大型ダムで放水量が調節されチャオプラヤー川などに流されるが、現在多くのダムで貯水量が限界に近いため、放水量を制限できず下流域での河川氾濫が相次いでいる。