インラック首相は23日、国会で就任後初となる施政方針演説を行った。 首相は、タクシン派と反タクシン派の政治的軋轢を取り除くこと、最低賃金や大卒初任給の引き上げなどで国民所得を向上させるとともに、内需を拡大させ長期的に安定した経済成長を築くこと、高齢化社会に向けた公共福祉の基礎を築くこと、南部テロ問題の解決、インフレ統制、農産品の価格保証、全校にタブレットPC導入などを掲げた。