16日未明、タイ北部チェンマイ県ムアンチェンマイ郡で発生した集団暴行事件によって男性1人が死亡した。
タイ地元紙によると、この男性(20)は、郡内の技術学校に通う学生で、同日友人らとともに酒場で鉢合わせした同じ学校のライバルグループの学生らと喧嘩になった。
その後いったん解散となったものの、ライバルグループの学生らは、この喧嘩の復讐のため仲間約30人を連れ男性らを襲撃、逃げ遅れた男性が集団リンチを受け死亡した。
地元警察は17日、監視カメラの映像から学生5人(21歳2人、20歳1人、18歳2人)を逮捕した。今後逮捕した学生らの証言を元に、集団リンチにかかわった学生の捜査が進められる。