次期首相とされるプアタイ党のインラック氏は20日、同党の公約としている一日あたりの最低賃金の引き上げについて、改めて実現するよう努めていくとの考えを示した。物価が急騰する中、最低賃金は抑えられ続けてきたとし、引き上げることで労働者の生活を救済したいとしている。 同党は、現時点で一日あたり159-221バーツ(地域差あり)から、最低に300バーツに引き上げるとしているが、一部地域では賃金が約2倍となることなどから、経済界からは歓迎されていない。