保健省代行ウィシャーン氏は、中国の乳業大手が販売した乳製品にメラミンが混入していた事件で、現在タイ国内で販売している乳製品は中国から輸入していないことから、メラミンが混入された例はまだ発見されていないと明らかにした。タイの乳製品はヨーロッパをはじめオーストラリア、ニュージーランドから輸入されているという。
しかし昨年末当たりからタイ国内の一部業者が中国から輸入を開始している。だが今回の事件と同じ地域で生産されたものではないことや、既にその生産業者には生産を中止させており、製品は回収済みであり回収した製品からメラニンが混入されたという結果は出なかったという。
そのため同氏は安心して乳製品を購入してもらいたいと述べた。同省のほうでは後一ヶ月程度は徹底的に調査していく方針だという。