7日午後2時頃、タイ北部ナーン県ムアンナーン郡のナーン・パヤオ通りで、腐った鶏を搬送中の業者関係者が逮捕された。
タイ地元紙によると、逮捕された腐った鶏を搬送していた業者の男性(41)は、3000キロの腐った鶏をピックアップトラックに積み込み、まずパヤオ県の取引先に1700キロを引き渡し、残り1300キロを逮捕現場近くの市場関係者に引き渡す途中だったと語っている。男性は、5年前からペッチャブーン県にある鶏ファームで、腐った鶏の運搬の仕事をしてきたという。
今回搬送許可を得ていないルートを走行していたため、警察によって積荷が確認され事件が明るみになった。押収された腐った鶏は、すでに表面が緑色に変化しており、異臭が漂っていたという。
先月中旬にもタイ東北部ナコーンラーチャシーマー県の養鶏工場で、腐った鶏を出荷していたことが明るみになり問題となっていた。