反タクシン派団体の民主主義市民連合(PAD)は26日、タイ政府が世界遺産条約からの脱退を表明したことを受け、バンコク都内各所で行っている活動を7月1日に終了させると発表した。 同団体は、カンボジアとの国境沿いにある寺院プレア・ビヘア(カオプラウィハーン)のタイ政府の弱腰外交に批判を続け、国連教育科学文化機関(UNESCO)バンコク支部前で抗議集会を行ったり、マッカワーン橋やチャマイマルシェート橋などを封鎖し政府に圧力をかける集会を行っていた。