連立与党第一政党の国民の力党副党首のガーン氏は、サマック元首相の違憲により失職し首相のポストが空席となっている問題で、ソムチャイ副首相兼首相代行の首相候補指名に反対していたネーウィン派が、国民の力党幹部が同派の支持を得たと発表した。これによりソムチャイ氏が次期首相となるのは決定的となった。 これまでネーウィン派はソムチャイ氏を首相に指名するのは、国民の意思を反映させていないとして反対し、もし同党が同氏を指名しようとした場合、下院議員として何らかの抵抗をする方針だと明らかにしていた。