タイ国政府観光庁(TAT)は、現政権と反政府団体の民主主義市民連合(PAD)による政情不安による影響で、世界23カ国がタイへの渡航注意喚起を出したことを明らかにした。それとともに、観光業収入についての分析を明らかにした。
8月29日の空港封鎖あたりから観光業へ影響が出ているが、この政情不安が9月20日までに収束すれば94億300万バーツの損失、9月30日までに続くと120億8600万バーツ、年末まで続くと319億6000万バーツの損失にのぼると算定している。
今後同庁は、海外からの信用を早く回復するため、マーケティング費用2500万バーツを利用し、中国、ヨーロッパ等にPRを行っていくという。