昨年タイ各地を襲った水害による影響でパームオイルの生産量が激減したことで、食用パームオイルの販売価格が急騰している中、新たにココナッツミルクも価格が急騰する恐れが出てきた。
タイ地元紙によると、コンビニエンスストア経営最大手のCPオール(CPALL)スウィット取締役は、供給量が低下し需給バランスが崩れ急騰したパームオイルと同様の現象が、ココナッツミルクにも見られると語っている。
ココナッツミルクの価格は、現時点で値上がりしていないものの、ココナッツ生産地で植物の伝染病が広まったことで生産量が減少し、すでに一部の業者が外国からの輸入を余儀なくされている。