タイ財務省財政政策局(FPO)は、来年より全国で一日当たりの最低賃金が8-17バーツ引き上げられることが決定したことで、同年のGDP成長率を当初見通しから0.13%押し下げられると予測している。当初FPOは、来年のGDP成長率見通しをプラス4%~プラス5%としていた。 タイ地元紙によると、チャイウット工業相は、最低賃金引き上げにタイ工業連盟(FTI)や商工会議所を始めとした経済界からの反発が大きいことについて、会談をする予定であることを明かした上で、理解を求めていく考えをしめした。