タイから亡命する形で世界中を転々としているタクシン元首相が、近々訪米する可能性が出てきた。 タイ地元紙によると、元首相の顧問弁護士であるノパドン氏は、元首相が5月に起きた支持者らへの強制排除事件に関連して全欧安保協力会議(CSCE)からの招待で訪米する予定であることを明かしている。ただし詳細については、改めて元首相に確認する必要があるとし、この招待を受けて元首相が訪米するのかについて状況次第と語っている。 元首相は、今月16日にも米国入りする予定となっている。