憲法裁判所は本日(29日)午後、与党民主党による政党助成金2900万バーツの不正流用問題について、請求を棄却した。選挙委員会による解党請求の手続きに問題があったことが棄却の理由。 裁判官6人のうち2人が解党すべきとし、4人が解党すべきではないとの判断を下した。 民主党に解党判決が下されていた場合、アピシット首相を始めとした当時の民主党幹部らに参政権停止が命じられる可能性が高かったことから、現連立政権は新たな首相を選出する必要があった。