タイのサマック首相は本日(30日)午後、フワヒン郡のクライカンウォン宮殿に滞在するプミポン国王との面会を果たした。昨日深夜にも国王に謁見を求めていたが、謁見できていなかったようだ。今回国王に対し現状報告をするための謁見だとし、面会前に圧力による辞任は絶対しないと発言していた。
だが同首相に対しアヌポン陸軍司令官が首相退陣を迫ったとしていること、国民の力党を除いた党が共同して現状打破を掲げていることなどから、同首相の選択肢は限られてきている。
また26日より首相官邸周辺を占拠している民主主義市民連合(PAD)は、現在も精力的にデモが継続しており、地方都市ではPADによって本日午後スラートターニー県のスラートターニー空港を封鎖した。
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