16日午後にバンコク都バーンコーレーム区パイグン寺近くの遺体安置所で、胎児の遺体が大量に遺棄されていることが明らかとなった事件で、これまでに胎児の遺体が300体以上発見されたことがわかった。
タイ地元紙によると、これまでに胎児に遺体は348体発見されており、一部では遺棄されてから数ヶ月経ち腐敗しているものもあったという。
寺の遺体処理を行っていた男性(46)を取り調べたところ、ワットプラヤークライ区やヤーンナーワー区などのクリニックから違法中絶を行った際に、胎児の遺体を処理するよう依頼されたが、火葬場が故障していたため火葬できずに遺棄せざるを得なかったと供述しているとのこと。