11日午前、バンコク都チャトゥチャック区ラチャダーピセーク通りにあるアベニュー・ラチャヨーティン近くで、現金輸送中の警備員が襲われる事件が起きた。
タイ地元紙によると、当時現金輸送を請け負っていた会社の警備員2人が、現金200万バーツをATMに補充しようとしたところ、突然現れた強盗犯の男性1人に拳銃を突き付けられ、うつ伏せになるよう指示されたという。そのため、うつ伏せになり現金を男性に渡したところ、強盗犯がバイクで逃走しようとしたため、隙を見はからい現金輸送車の車内にいた警備員に連絡し、現金輸送車でバイクに衝突させたとのこと。
バイクに乗車していた強盗犯ごと、現金輸送車で300メートルほど引きずったものの、強盗犯は軽傷だったことから現金と逃走用バイクを現場に捨て、走って逃走した。
現場に残されたバイクのナンバーから、所持者はバンコク都内在住の男性(40)であることが明らかとなっている。