パリにある記者団体の国境なき記者団は20日、世界178カ国及び地域を対象に行った2010年の世界の報道自由ランキングで、タイは昨年から23位下落し153位となったことを発表した。3-5月に発生した政情不安で、報道などへの規制や検閲が強化されたことが下落の理由と見られている。
トップはノルウェー、フィンランド、オランダといった欧州6カ国。日本は昨年から6位上昇しアジア最高となる11位となった。
ASEAN各国では、インドネシアが最も高い117位、カンボジアの128位、シンガポールの137位、マレーシアの141位、ブルネイの142位、タイの153位、フィリピンの156位、ベトナム、ラオスの165位、ミャンマーの174位と続いた。