20歳未満の女性の妊娠が、深刻な問題となっていることがわかった。
タイ地元紙によると、社会開発・人間の安全保障省主催の未成年の妊娠予防イベントで、マヒドン大学幼児・家族開発のための国家機関スリヤデハ理事長は、2009年に開かれた世界保健機関(WHO)の会議で、未成年の妊娠率がアジアの中でもタイがトップとなっていることが明らかとなったと語っている。
世界平均は未成年女性1000人あたり65人が妊娠、アジア平均は同56人、タイは同70人とアジアでトップだったという。タイ国内で未成年による妊娠率は加速を続けており、現時点で1000人あたり90-100人に上昇しているとのこと。
今後も増加傾向にあることから、未成年者に正しい男女の交際方法などを広めていく必要があるとしている。