チェンマイ動物園の子供のパンダ「リンピン」の名付け親となり、現金100万バーツなどを受け取った少女(3)に、高額な所得税の支払いの催促状が届いていることがわかった。
タイ地元紙によると、昨年8月に全国各地から応募を募った子パンダの名前に、サコンナコーン県ワーノーンニワート郡に住む少女が選ばれ、現金100万バーツ、ホンダ自動車「ジャズ」、3泊4日の中国旅行をゲットしていた。
その際、源泉徴収税は支払ったものの、年末に所得税を支払っていなかったという。そのため所得税30%分に加え、期限内に支払わなかったことから遅延1ヶ月あたり1.5%の追徴課税が加算され、現在約27万バーツに達しているとのこと。
この少女の母親は、源泉徴収税を支払えば問題ないと思っていたが、所得税まで発生するとは思っていなかったとし、すでに家の建設費に60万バーツを使ってしまい、生活費などを合わせ残り30万バーツ程度しか残っていないため、分割払いでの支払いを求めている。