10日夜、タイ中部ノンタブリー県バーンクルワイ郡でにある学校で火災が発生し、少年が逃げ切れずに焼死した。
タイ地元紙によると、死亡した少年は、建設作業員の男性(60)の孫で、男性が校舎の修理を依頼されたため、妻や孫2人とともに校舎内に泊まり込んでいたという。火災発生時は寝ており、何かが焼ける匂いがしたため、飛び起きてみると火の海となっていたとのこと。
男性は妻と共に逃げようと思ったが、孫2人のうち1人が見つからなかったため、とりあえず孫1人を抱えて脱出したという。その後、再び校舎内に戻ろうとするも、火が激しく燃え上がっていたため、残していった孫1人を助けることができなかったとのこと。
そして消防車約10台が駆けつけ、鎮火後の校舎内から取り残された少年(10)の焼死体が発見された。