ポーンティワー商務相は、現在進行しているバーツ高について、流れが急激すぎるとの見方を示した。ここ1週間だけでも対ドルで1.5%上昇を続けていること、輸出業者の輸出額が急減していることから、財務省とタイ中央銀行(BOT)に一刻も早く外資流入抑制政策を出すよう要請したとのこと。
タイ地元紙によると、これに加え商務相は、中小企業向けの緊急の支援金基金を設立し、中小企業をバックアップするよう求めたという。
また今年の輸出成長率は目標通り前年比20%増に達すると見ているものの、来年までバーツ高が続いた場合、必ず輸出に大きな影響を及ぼすと予測している。