タイ中央銀行(BOT)タリサ総裁は、現在続いているバーツ高について、食い止めることは難しいとの見方を示した。世界中の資金がアジア圏内に流入していることから、アジア各国が為替介入をはじめとした為替政策を行ったとしても、現在の資金流入の流れは止められず、アジア各国の対ドルでの自国通貨高を止めることはできないとのこと。 このことから、大幅なバーツ安にすることは不可能であり、諸外国通貨も同じことであると語った。