26日未明、バンコク都ドゥシット区にあるナーンルン競馬場前で、爆発が発生した。幸い爆発が深夜だったことから、人的被害は出なかった。 タイ地元紙によると、爆発現場は競馬場前の歩道橋下で、首相官邸から目と鼻の先だった。 今年5月まで都内ラーチャプラソン地区で集会を続けていたタクシン派団体の反独裁民主戦線(UDD)が、治安維持部隊によって強制排除されて以降、都内各地で情勢扇動目的による爆発事件が相次いで起こっている。