タイ国立食品研究所(NFI)は、今年下半期の食品輸出について、バーツ高による影響が見られるとの予測を明らかにした。
タイ地元紙によると、当初NFIは、今年の食品輸出額目標を前年比10%増の8300億バーツとしていたが、現在進行中のバーツ高の影響で今年の食品輸出額は前年比9%増の8210億バーツに押し下げられると予測している。
現在為替相場は、当初の予想為替レートを1ドルあたり2.0バーツほど上回るバーツ高で進行しているとし、今年第3四半期の予想為替レートを1ドル31.80バーツ、第4四半期の同レートを1ドル30.40バーツに変更たことで、食品輸出額目標が押し下げられたとのこと。