タイ地元紙によると、TMBバンク(TMB)ブンタクCEOは、下半期中にバーツが対ドルで現在の30.70バーツから30.50バーツまで上昇するとの見方を示した。外資が引き続き流入を続けていることが理由としている。 だが現在のバーツ相場は、中国、インドを除いた諸外国市場の通貨と上昇率は同水準とのこと。 今後急激なインフレを抑えるためにも、タイ中央銀行(BOT)は政策金利を引き上げざるを得ないとし、民間企業はさらなるバーツ高に備える必要があるとしている。