タイ現代芸術文化事務局(OCAC)は、タイ国内の漫画関係者等と共に、バンコク都内ラチャダー・ピセーク通り沿いの複合ショッピングセンター「エスプラネード」にて、第1回バンコク漫画祭りを開催することを決定した。開催期間は今月17-19日、同ショッピングセンター1階のイベント広場で開催される。
タイ地元紙によると、同局プリッサナー理事長は、タイ製漫画は政府による支援があまりなかったことから、日本製漫画によって駆逐されてしまったと現状を明かした上で、若者にタイ製漫画に興味を持ってもらうきっかけになればと語っている。
ライト・コンテントによると、現在タイ国内の漫画市場は年間100億バーツほどの規模となっており、このうち90%は日本製漫画、5-7%はタイ製漫画となっている。