30日夜、タイ中部パトゥムターニー県タンヤブリー郡で走行中の路線バスに向け、職業訓練学校の生徒が発砲する事件が起きた。幸い負傷者は男子生徒(17)1人のみだった。
タイ地元紙によると、路線バスは、ビクトリー・モニュメントからラーチャモンコンに向けて走る538号バスで、職業訓練学校の生徒10人が乗車したところ、あとから10台前後のバイクでライバル校の生徒が追いかけてきたという。
このバイクで追いかけてきた生徒らは、バスが走行中に左右から拳銃で発砲したり、投石してきたとのこと。
バスの運転手は、バスを止めるよう求められたが、止めた場合、乗客の生徒らにさらなる危害が加わる可能性があることから、切り近くのタンヤブリー病院に入りバイクを振り切り、警察に助けを求めたという。