カシコーン・リサーチ・センター(KRC)は、今年下半期のGDP成長率予測を、政治情勢が悪化しないことを条件にプラス3.3%以下としていることを明らかにした。このことから通年の同成長率予測をプラス6.2%~プラス6.8%としているとのこと。
注意すべき要素について、世界経済の回復が不安定となっており、タイの輸出が急減速擦る可能性があること、国内金利の上昇で耐久財購買意欲にプレッシャーを与える可能性があることとしている。
タイの今年上半期の同成長率はプラス10.6%となり、シンガポール・台湾・中国についでアジア圏内4位の成長率となった。