タイ北部チェンマイ県ムアンチェンマイ郡で22日、タクシン派団体の反独裁民主戦線(UDD)による反政府集会が行われた。
5月にバンコク都内で起きた政府との衝突以降、政府がタイ国内各地に施行されていた非常事態宣言の継続を決定していたことから、5人以上の集会が禁止された状況だったが、今月16日に政府が同県への非常事態宣言を解除していた。現在非常事態宣言が施行されている地域は、バンコク都をはじめとした7都県となっている。
タイ地元紙によると、今回の集会は、5月にUDDへの強制排除への反発と抗議で、現政権に即時解散を求めるものだったという。