タイ地元紙によると、コーン財務相は、今年第2四半期(4-6月)のタイのGDP成長率について、財務省の予測通り前年同期比プラス7%となるだろうと語った。これにより今年上半期の同成長率は前年同期比プラス10%となるとした上で、年間の同成長率は以前アピシット首相が発言した通りプラス7%~プラス8%に達すると見ている。
バーツ高が進行していることについて、諸外国も対ドルで上昇を続けていることから、特に輸出に影響はないとした上で、不景気でバーツ安となるよりは、後継機でバーツ高のほうがいいとし、バーツ高容認の考えを示した。
今年第2四半期の同成長率は、国家経済社会開発局(NESDB)によって、今月23日に正式発表される予定。