アピシット首相は本日(6日)、反タクシン派団体の民主主義市民連合(PAD)ジャムロン幹部が、明日(7日)首相官邸を包囲する大規模行動を起こすと宣言したことを受け、PADと交渉を行うことがわかった。
タイ地元紙によると、首相はPADと交渉を行うことを明かした上で、バンコク都内は非常事態宣言下にあるものの、法律の範囲内であれば、集会は可能と語った。
しかし首都圏警察はPADによる集会対策のため、今夜から首相官邸周辺への立ち入りを禁止し、警察と軍を動員することが決定した。
その後、政府がPADと交渉を行うも、PAD側は幹部ジャムローン氏による独断でありPADの総意ではない強調し、物別れに終わった。