タイ地元紙によると、タイ中央銀行(BOT)金融政策決定委員会(MPC)プライポン委員は、政情及び欧州債権問題が大きな変化が見られなければ、次回の会議において今年のGDP成長率見通しをプラス6.0%まで引き上げる可能性を示唆した。現在MPCは同成長率見通しをプラス4.3%~プラス5.8%としている。 BOTタリサ総裁も、同問題の影響が大きくならなければ、GDP成長率見通しを引き上げることを検討すると明かしていた。