タイ中央銀行(BOT)タリサ総裁は、今後政情悪化及び欧州債権問題の影響が見られない場合、今年のGDP成長率見通しの引き上げを検討することを明らかにした。だが現時点で今年第2四半期(4-6月)のGDP成長率もまだ明確になっておらず、さまざまな情報を検討する必要があるとのこと。 欧州の債権問題による影響について、どのような影響を及ぼすか予測できないとし、綿密に見守っていくとしている。 現時点でBOTによるタイのGDP成長率見通しは、プラス4.3%~プラス5.8%となっている。