タイ憲法裁判所は昨日(9日)、チャイヤー厚生省の婦人ジュライ女史が所有する株式の報告義務を怠ったとして、大臣任命から30日後に資格停止とするとの判決を下した。そのため同氏は即日失職されることとなった。 同裁判は国家汚職防止委員会(ONCC)に資産報告をした際、婦人の所有するサプホクヘングという民間会社の株式5%以上を保有していたが株式資産の報告を怠ったため、ONCCが憲法裁判所に提訴していた。 8日のヨンユット元下院議長の選挙違反判決に続いての敗訴となり、政権が揺らいできている。