タイ最高裁判所は8日、選挙違反で訴えられていた現最大政党で与党の国民の力党で元下院議長のヨンユット氏に対し、有罪判決を下した。これにより5年間の参政権停止となる。昨年末、票の取りまとめを依頼した際、現金を渡していたとし選挙違反に問われていた。
同氏は国民の力党の元幹部であるため、今後政党ぐるみの選挙違反か否かの判断が下される見通しだが、政党ぐるみと判断された場合、最悪国民の力党の解党命令も下される可能性がある。
そのため水面下では新しい政党を設立する準備を整えていると一部メディアでは報じられている。