カナダで開かれている国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会は、タイ国境沿いカンボジアのプレア・ビヘア(カオプラウィハーン)を世界遺産に認定した。
以前よりタイ国内ではカンボジアが単独で世界遺産申請することに否定的な意見が多く出ていたが、タクシン元首相派としてしられるノパドン外務相が政府に先んじて認めたことなどから、タクシン元首相が現在進めているカンボジアのコン島プロジェクトにおいて何かしらの裏取引があったのではないかとタイ地元紙は報じている。
またこれに対し裁判所にて、ノパドン外務相がカンボジア政府による世界遺産登録を認めたことを違憲とし、上下院議員を中心に訴えていた件で、本日(8日)違憲であるとの判決を下した。