タイ中央銀行(BOT)タリサ総裁は、タクシン派団体の反独裁民主線(UDD)による政治集会による騒動が、今年第2四半期のGDP成長率に深刻な影響を及ぼすとの見方を示した。だが依然好調な輸出が、経済を下支えするとのこと。
だが政治リスクの増加により、今後格付け機関がタイの信用格付けを引き下げる可能性が高いとしており、BOTは今年タイのGDP成長率見通しを再検討する予定であるとしている。
また今回の騒動による金融機関の損害について、8銀行55支店が被害を受け、106台のATMが破壊されたと発表した。