国家警察は26日、反タクシン派団体の民主主義市民連合(PAD)によって不法に占拠されたドンムアン・スワンナプーム国際空港の事件の進捗状況を発表した。
タイ地元紙によると、同警察ソムヨット中将が今年3月11日に2空港を占拠したPAD幹部112人に対し、逮捕状の発行許可をパティプ司令官代行に求めたものの、追加調査が必要と判断を下され再調査を行っていたという。そして再び今月7日に追加調査の報告をした上で、同司令官代行に逮捕状の発行許可を求めたものの、再び再調査を指示されたとのこと。
同司令官代行の対応には各方面から批判が出ているものの、同司令官代行は9月に定年を迎えることから、それまで引き伸ばし、PAD幹部に恩を売っておきたいのではないかと見られている。