タイ中央銀行(BOT)金融市場・準備金管理担当ウォンワトゥー最高責任者は、ここ最近続いている株価下落について、投資家が欧州の債権問題や朝鮮半島の南北間の緊張が高まっていることから、リスク資産への投資を避けているためと語った。 またこの最近のバーツ安は、外国人投資家が5月のみで総額500億バーツ以上売り越しており、このうち70%ほどが米ドルを購入し、タイから撤退したことが理由としている。残り30%は、株式から債権市場への投資に変更したとのこと。