タクシン派団体の反独裁民主戦線(UDD)チャトゥポーン幹部は本日(19日)午後、約2ヶ月続いたラーチャプラソン地区での抗議集会の終了を宣言し、警察に連行された。
タイ地元紙によると、同幹部は、もし包囲網がラーチャプラソンの演台まで迫ってきたら、同志たちが命を捨てて最期まで戦ってくれることは十分理解しており、これ以上同志を犠牲にしないため、我々幹部は国家警察本部に自首すると語った。
今朝方から、治安維持部隊がUDDの強制排除に乗り出し、同地区が制圧される直前の発表だった。
だがこれに納得できないUDD支持者らが、都内各所で建物を破壊したり放火するなど暴徒化しており、収拾がつかない状況となっている。