タイ中央銀行(BOT)バンディット副総裁は、本日のバーツ相場はギリシャなどの危機的状況に陥ったEU加盟国への支援策が決定して以降、アジア圏内通貨に連れて正常に推移していると発言した。この支援策が決定したことで、投資家が再びリスク資産への投資を再開し始めているとのこと。 だが財政悪化が続いている国の問題は、今後下半期の世界経済及びタイの輸出・消費・投資に影響を及ぼす可能性があることから、今後も注意深く見守っていくと明かした。