アピシット首相は3日夜、テレビ演説でタクシン派団体の反独裁民主戦線(UDD)との和解に向けた5つの政情安定化計画を発表し、11月14日に総選挙を行う予定であることを明らかにした。
1)王室を政治的道具に利用させないよう保護、2)今回の対立の原因となっている不公正の是正といった国家改革、3)メディアが政治的動に利用されないよう改革、4)4月10日に起きた衝突など、これまでの一連の出来事を独立調査委員会を設置し調査、5)憲法改正など。
これに対し、UDDスポーン幹部は、本日(4日)午後1時にUDDの方針を明らかにするとしており、ナッタウット幹部は首相が提示した案を受け入れる考えを示している。