治安維持部隊本部のサンスーン報道官は27日、タクシン派団体の反独裁民主戦線(UDD)への強制排除の準備が整ったとした上で、適切な時期を待つのみであると明らかにした。既にデモ隊と衝突が起きた場合に備え、放水車をはじめ催涙弾、実弾を所持させたとのこと。 今月10日に起きたUDDと治安維持部隊の衝突で、日本人カメラマンを含め20人以上が死亡、約100人が負傷する事態となった。