タクシン派団体の反独裁民主戦線(UDD)は、本日(20日)に予定していた大規模デモ活動の中止を決定した模様。当初朝にデモ活動の内容を発表するとしていたが、政府がシーロム地区に武装した軍を展開させたことや、集会参加者数に大きな伸びが見られないこと等から、中止せざるを得ない状況となったものと見られている。
タイ政府は、もしUDD側が軍や警察などに危険な武器を使用してきた場合、実弾での排除もあり得ると明かしている。
現在ルンピニー公園前では、UDD自警団と治安維持部隊によるにらみ合いが続いており、予断を許さない状況となっている。