格付け会社フィッチ・レーティングスは、タイの自国通貨建て長期発行体デフォルト格付(IDR)を「A-」で据え置き、アウトルックを「安定的」から「弱含み」に引き下げたことを明らかにした。また外貨建て長期IDRを「BBB」で据え置き、アウトルックを「安定的」で据え置いた。 タイ地元紙によると、同社アジア圏内格付け担当副責任者は、この引き下げについて、政情悪化、経済回復の遅れなどを理由に挙げている。