野党民主党は24日、内閣不信任決議の場でノバトン外務相がプレア・ビヘア(カオプラウィハーン)周辺地域の世界遺産登録のため、国境線の問題が解決していないにも関わらず、カンボジア政府が単独で申請することを承認したことを徹底的に非難した。さらにはタクシン元首相が現在進めているカンボジアのコン島開発に絡んだ裏取引があったのではと主張する議員もいた。この件に対して、与党内からの大きな反発もあり、その後の定例閣僚会議でサマック首相は、プレア•ビヘアの周辺地域のカンボジア政府支持を見直すとの方針を示した。